フコイダンを多く含むことで、機能性健康食品の原材料として注目される褐藻類ですが、フコイダンのほかにも脂肪分に人の脂肪を効果的に燃焼させる働きがあることが、北海道大学水産科学研究院、宮下和夫教授の研究でわかってきました。
動物の脂肪は、白色脂肪と褐色脂肪の二つがあるとされています。
白色脂肪は脂肪を溜め込む働きがあります。
褐色脂肪は、脂を燃焼させ、熱量であるエネルギーに変換する働きをすることが解っています。
この脂肪を燃焼させる働きをするのが、UCP1というたんぱく質です。
人の体には、残念ながら乳幼児期、幼年期を省くと、褐色脂肪は少ないことが解っています。
この褐色脂肪の性質を調べるために、マウスによる実験が行われました。
褐藻類の脂肪分であるフコキサンチンを10%含むワカメ油を加えた餌と、マウスの通常の餌である大豆油を使った餌を用意して、3週間ほど別々のマウスのグループに食べさせる方法がとられました。
この実験の結果、フコキサンチン10%を含むワカメ油を入れた餌を摂取させていたマウスのほうが、
大豆油の餌を食べたマウスよりも5~10%体重が少なかったのだそうです。
2007年05月01日 新聞のニュースより
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