現代がん治療の矛盾点と、具体的ながん対策や がん生還患者の証言が豊富に紹介されている。 がん患者の心の問題点、「自然治癒力」の本質に触れた本。
ガンが逃げ出す生き方 人は勝手に125歳まで生きる
安保 徹
講談社 刊
発売日 2007-06-29
安保徹・石原結實の対談・第二弾 2007-07-28
安保徹・石原結實の対談・第二弾。
まず今回は、安保先生・石原先生の具体的ながん対策と、ガン生還患者さん達の
証言が豊富に紹介されているのが、大きな特徴です。
本文では、現代ガン治療の矛盾点。がん患者の心の問題点、「自然治癒力」の本質
などが、医者の側=裏側から、表からと、ガンの実態がカクテルライトのように、
多面的に照らし出されている。
ただそのためには、ガンについての理論的な共通基盤が両巨頭の間に必要であり、
その分だけ、読者にはこの本が少し、難しく感じられるかも、知れない。
ガンと戦う正しい心構えを作るためにはとても役立つ、ノウハウ満載の本である。
「これは私にぴったりと当てはまる、私に使える」と、感じる患者さんも多いの
ではないでしょうか。
そびえ立つ白い巨塔(病院)と、高度なハイテク医療機器。これらは
善良な人々を、まどわし続ける、まるでイブをそそのかした蛇のように。
『自分で自分の病気は治せないよ、さあ、我々の高度な医学を頼りなさい。
ひれ伏しなさい。 自然治癒力なんて、信じちゃいけないよ』、と。
そうやって現代医学を信じ、5年生存を果たした人々も、次々と新たな
ガンは、容赦なく襲い掛かってくる。西洋医学はとうに耐久年数をすぎたの
かもしれない。
まるで引き潮のように、日進月歩の勢いで、退化を続ける西洋医学。
医者不足。医療費の高騰、メタボリック・シンドロームの蔓延はその
退潮の一部の現れに過ぎないようだ。
その、引き潮の跡に現れる本物の大地。確固たる地平線はやはり東洋医学の
巨大な山すそに連なっているのであろう。
さて、それでは、ガンを克服した日本人患者さんの言葉を紹介してみよう。
現代医学の黄昏と、東洋医学の日の出が、実感してもらえたら嬉しいものだ。
『アメリカに住んでいることもあり、食生活の欧米化、クーラーの生活、車通勤、
慢性運動不足、多量の水分摂取の生活を、長年しておりました。
アメリカのドクターより、高カロリー食・糖分・油分厳禁の厳重注意を受け、
野菜中心の厳しい食生活と毎日のエクササイズを指導されていました。
その方法をきっちり実行したところ、体重だけはどんどんへっていくのですが、
肝心の体調や血液データはまったく改善されず、それどころか悪化の一途を、
たどっていました。(中略)ついに37キロまで体重が減少し(身長160センチ)、
誰が見ても骨と皮のような、生気のない状態になっていました。(中略) 』
『(断食と1日一食の生活で)いくら食べても体が栄養を吸収しなかったのが
ウソのように、すこしづつ体重が増え始めたのです。
顔色もだんだんよくなり、まわりの友人も驚くほど体調がよくなっていきました。
今では薬も一切服用しないほどまで体も回復し、顔色もよくなり、体重も6キロ
増えました。』
西洋医学のもたらした暗闇が深いほど、東洋医学がこれからもたらす光はまばゆい。
