フコイダンが多く含まれるアカモクは、日本周辺の沿岸地域に広く分布する海藻です。
2月と6月が成熟期で、3M~10Mまで成長します。
昔は長くて漁業に邪魔になるため、漁師から嫌われたりしていましたが、能登では古くから酢の物として楽しまれ珍重される海藻として認知の高い食品だそうです。
県漁業調整規則で1月~6月までは、稚魚の生育場所として、アカモクの豊かな海藻が良質な住処になるために、採取が禁止されています。
フコイダンが近年の次々と明らかになっていく研究で、がん細胞を死滅させる働きがあることや、フコイダンの含有率が高いアカモクを安定供給できるかどうかが、大きな商品開発への課題になっている事もあり、人工栽培の成功は何よりの成果をもたらすと考えられます。
大量生産を可能にする養殖技術をもてるかどうか。
アカモクの安定供給だけではなく、フコイダンを抽出するためのアカモクを大量に調達できるようになることが、石川県水産総合センターの目標です。
石川県水産総合センターでは、アカモクの受精卵をとらえる実験も同時に行うとしています。もし受精卵の採取に成功することが出来れば、養殖技術の成功もはるかに容易になるということなので、ぜひ成功して欲しいものですね。
「技術を確立し、能登の水産業を活気づけたい」と、石川県水産総合センターでは語っています。
