フコイダンが肥満の抑制に効果があると、研究の結果は出ているのですが、成人後に肥満になるよりも、
成人後に体重が減った人のほうが、死亡率が高いことが2009年4月に厚生労働省の研究班が発表しました。
研究班が対象にしたのは、秋田、長野、岩手などの全国のうち10都市府県において、9万人を13年間追跡調査したデーターから、体重の増減と死亡との関連を調べた結果です。
対象者の年齢は、男女とも40歳から69歳までです。
20歳のときの体重に比べたときに、【1】5キロ以上減少 【2】5キロ以上増加 【3】変化なし(増減が5キロ以内)の三つのグループに分けて、その後の健康状態を調べました。
男性では、成人後体重が減った人は、減らなかった人よりも、1.4倍死亡率が高くなり、体重が増えた人は減った人よりも死亡率が低いことが分かりました。
50代~60代になると、20歳の頃よりも体重が減った人のほうが、がんや循環器疾患による死亡率が高くなっているという結果が出ています。
女性では、減った人は同じように1.3倍死亡率が高いことが分かりましたが、がんや循環器疾患との関連性は見られないという、性別の差がはっきりしました。
調査をした、斉藤功愛媛大准教授(公衆衛生学)の分析では、20歳の頃よりも体重が減っている人は、健康が障害を受けている可能性があると考えられるとし、何らかの理由で体重が減少した人は、健康により留意する必要があるとしています。
