フコイダンががんに有効ではないかと言われて、ずいぶん経ちました。
メタボリック症候群にも、フコイダンの有効性が期待できるとの研究も進んでいます。
2009年3月 厚生労働省研究班(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター部長)の研究で、メタボリック症候群と高血糖などをあわせ持つ人に、肝がんになる危険性が高いことが分かりました。
肥満と循環器系の疾患である高血糖、高血圧、高中性脂肪の関連は、以前から危険であると、強く警笛がならされてきました。
厚生労働省の研究班では、1993年から全国の6地域に住む、40~69歳の男女、二万人弱の人々の検診データーを登録してもらい、2006年まで追跡することで健康にどのような関連があるのかを調べました。
その結果、13年の間に102人の人が肝がんを発症しました。
特に肥満の影響が大きく、高血圧、高血糖、低HDLコレステロール、高中性脂肪、過体重-の5項目においてのデーターでは、高血糖と過体重にある人が、より肝がんになる危険性が高いことが分かりました。
高血圧、高血糖、低HDLコレステロール、高中性脂肪、過体重
この5項目において、3項目以上該当する人は、該当しない人に比べて肝がんになる危険性が1.68倍高く、過体重を3項目に含めた場合は、2.14倍とより顕著に結果に現れています。
過体重の比率でも、肥満の程度を示す体格指数(BM)の数値が高い人ほど、肝がん発症のリスクが高く、肥満とがんの発症に重要な関連性があることが示されました。
