2 フコイダンが転移を阻止 モズクにがん抑制効果
琉球新報 掲載日時 2006-11-1 10:06:50 | トピック: 経済
がん細胞の転移を阻止する効果が、
モズクの主成分フコイダンにあることがわかった。
第65回「日本がん(がん)学会学術総会」が29日に開催されたが、シーズ(浦添市、前田すえこ社長)と共同研究を進めていた岡山理科大臨床生命科学科の浜田博喜教授らが、フコイダンのがん転移を阻止する働きを学術論文で発表したもの。
「まだ基礎実験の段階だが、がんを抑える代替医療として世界に発信できるのではないか」と31日、県庁で会見した前田社長は語っている。
シーズが持つフコイダンを低分子化する技術を使って浜田教授らが研究を進めていた。
がん細胞の転移は、がん細胞が自ら血管を作り出し(血管新生)、正常な血管とつなげて栄養をがん細胞に送り込み、転移に至ると考えられている。
浜田教授によると、フコイダンの分子量を5000に低分子化し研究を進めたところ、がん細胞の血管新生を阻止し、がん細胞を自滅に至らしめたという。
「フコイダンを構成するフコースはメチル基という分子構造を含み、その部分が阻害に影響しているのではないか」と浜田教授は分析している。
